エコノミーキットの作り方⑤

横浜店(n)です。

キットの作り方、第5回です。

前回、サーフェーサーを吹いた状態ですが、加工時のキズが発見されました。

スキ間が・・・

表示灯削った痕も・・・

今回は、こういった小さい「キズ」を消す作業します。

使うのは、コレ。

ラッカーパテ

溶剤が「揮発」して「硬化」するタイプのパテです。

大量に盛り付けるのには向いていませんが、プラへの食いつきは抜群です。

コレを前回発見されたキズ部分に塗ります。

塗料用ラッカー系溶剤

チューブそのままでもいいですが、塗装用のラッカー系シンナーを加えて「溶きパテ」にするとやりやすいです。(ヒケますが・・・)

さっそくパテ盛り

様子を見ながら混ぜるッ!

溶剤分が多いとユルユルになって、ヒケる量もおおくなるので、適度に様子をみながらパテに溶剤を混ぜていきます。

ぬりぬり

適度にペースト状になったら、傷や隙間のある箇所に塗っていきます。

先頭部

中間車妻面

側灯まわり

 こんな具合に。

コツは、なるべく薄く「塗る」こと。

「盛る」というより「擦り付ける」様な感覚ですね。

硬化するまで時間がかかるので、このまましばらく放置します。(最低でも3時間程、理想は1日~1週間程度です。

因みに、大量に盛り過ぎると、固まりません!(グニグニした「何か」ができあがりますw)

・・・で、パテが硬化したら、該当部分を第3回と同様、水研ぎで馴らします。(400~600番程度のペーパーで)

その後サーフェイサーをもう一度吹きます。

ほぼ完了

この段階でまだキズがあるようなら、もう一度同じことを繰り返します。

キズが消えてれば、下地完成!

次回はいよいよ塗装します!(マルーンの発色どうしよう・・・)

Comments are closed.